
今どうしても欲しいものがあるけど、出費が多くて買えないな〜
クラスメイトやサークルの友人・先輩後輩との交際費や毎日の生活費がかさむ大学生活。
急に欲しいものができても、貯金がなくて我慢する方も多いでしょう。そんなときにおすすめの解決策を3つ紹介します。
- 欲しいものができたが、貯金がなくて買えない
- だけど、今すぐ欲しい
- 借金はしたくない


大学生が借金以外で今すぐ欲しいものを手に入れる方法
アルバイトなどで収入のある大学生は、消費者金融のカードローンを利用することができます。
10万円借りても毎月の支払額は5,000円程度です。そして、思っている以上に簡単に借りることができます。
しかし、借金は癖がつきます。あまりにも簡単に口座にお金が振り込まれるので、クレジットカードと同様、使いすぎてしまう学生もいます。
また、「借金をしたくない。」、「借金という言葉に抵抗がある。」という学生もいるでしょう。
そこで、今すぐ欲しいものを手に入れる方法を4つ紹介します。
後払い決済サービス
後払い決済とは、商品やサービスを先に受け取り、後から代金を払う仕組みです。
- 商品を注文して後払いを選択
- 決済代行会社が信用情報の審査を行う
- 審査が通ったら商品が発送される
- 決済代行会社が事業者に代金を立て替え払い
- 後日、請求書に基づいて支払いを行う
オンラインショッピングや実店舗での買い物でも利用でき、「今手元にお金がない」という時にとても便利です。
支払方法は決済代行サービスによりますが、コンビニや銀行振り込み、郵便局などから選べることが多くあります。
後払い決済は、買い物の上限額が決められているため、大きな金額の買い物には向いていません。
また、決済代行サービスによる審査が買い物の都度あり、場合によっては審査に落ちて後払いできないケースがあります。
もらえるレンタル『Renkau』
Renkau(レンカウ)は、「2年間レンタル料を支払うと自分のものにもできるサービス」です。
- レンタルだが商品は新品(希望すれば中古も利用可能)
- 利用可能金額は1~30万円
- 支払いは翌月からでOK!
- レンタル期間中は保証あり
- 欲しい商品をレンタルして24ヶ月目に購入が選べる
- 口座引落・振込なのでクレジットカード不要
※購入を選ぶと商品は自分のものにできます。(24ヶ月目に1ヶ月分のレンタル料を支払うことで成立)
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- レンタルサービスなので審査に通りやすい
- クレジットカードがなくても利用できる
- レンタルなので総量規制の対象にならない
- 総支払額は大きくなる
- 1年以内にレンタル契約を解約すると違約金が発生
総量規制とは、貸金業者側に定められた申込者の年収の1/3を超える貸付を禁止する法律です。
- レンカウの申込みページにいく
- ご希望商品のお問い合わせ内容のところに対象URLを添付
- 審査(電話の場合もあり)を行う
- 審査に通過後、契約
- 商品が自宅に届く
- 翌月からレンタル料を支払い開始
- 2年間利用すると引取と返却を選べる
フリマアプリやリサイクルショップで買う
新品にこだわらないのであれば、フリマアプリやリサイクルショップで欲しいものを買うのも1つの手段です。
フリマアプリはスマホでやりとりが完結するため、その手軽さがメリットといえます。ただし個人間の取引は、入金しても商品が届かなかったり、商品に汚れがあったり、トラブルが起こる可能性もあるので注意しましょう。
また、電化製品や精密機械などは、中古で購入すると保証がないため、できれば新品で購入するのがおすすめです。


レンタルやサブスクの活用
近年は、欲しいものを所有せずに、レンタルやサブスク(サブスクリプション)を活用する学生も増えています。レンタルは短期間利用で、サブスクは長期間継続が前提のサービスです。
レンタルに向いているのは、一定期間使えば効果を感じられるものです。子供用アイテムや家具、DVDなどに需要があります。
サブスクは、継続的に利用するものだとお得です。動画、音楽、電子書籍、ファッション、コスメ、ウォーターサーバー、アート、英会話など、自分の趣味嗜好や生活習慣から選びましょう。
こちら、人気のレンタルサービスの一覧になります。
支払方法 | 費用 | 最低利用期間 | 取扱い品目 | |
---|---|---|---|---|
CLAS(クラス) | ・クレジット | 商品によって異なる | なし | 単品のほかセット・コーディネートもあり |
subsclife(サブスクライフ) | ・クレジット | 商品によって異なる | 3ヶ月 | 新品、もしくはリペア済みのヴィンテージ家具 |
flect(フレクト) | ・クレジット | 商品によって異なる | 3ヶ月 | 3,000点以上の新品家具 |
かして!どっとこむ | ・代金引換 ・事前振込 ・クレジット ・ジャックス分割払い | 1日あたり87円〜(2年契約) | 30日 | 単身からファミリー向けまで家具・家電が豊富 |
レンタルサービスは、返却しなければいけないことと、自分の欲しい商品をレンタルできないことがデメリットになります。



Renkauは新品をレンタルしながら自分のものにできるという点で、魅力的です。
学生が「欲しいものが買えない」と感じる理由
学生が欲しいものを買えない理由として、金銭的余裕がないことが挙げられます。
収入・支出・心理的な観点から、欲しいものが買えない原因を探っていきましょう。
収入が少ない
学生は社会人と比べて収入が少なく、欲しいものを買うお金がない状況に陥りやすいです。
大卒1年目の社会人と、大学生の1ヶ月目の収入を比較してみました。
対象 | 1ヶ月目の収入 |
---|---|
大卒1年目の社会人 | 23万7,300円(給与) |
大学生 | 16万3,950円(仕送り+奨学金+アルバイト) |
参考:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概要(新規学卒者)」、日本学生支援機構「令和4年度学生生活調査」 |
社会人と大学生の収入差額は、毎月約7万円です。年間にすると約85万円の差が生まれるため、お金が少なく欲しいものを買えない学生が多いといえるでしょう。
一人暮らしにお金がかかる
一人暮らしをしている学生の場合、生活を維持するためにお金がかかります。具体的に、引っ越しにかかる費用と、毎月の支出を確認してみましょう。
学生の部屋探しから入居までにかかる費用を表にしました。
【学生の部屋探しから入居までにかかる費用】
項目 | 費用 |
---|---|
合計 | 50万6,800円 |
部屋探しの費用 | 21万3,300円 |
生活用品購入費(家具・家電含む) | 26万7,900円 |
引っ越し・荷物の送料など | 2万5,600円 |
引用:エイブル「ひとり暮らしにかかる費用は?」
住居を契約する際の初期費用や、生活するのに必要な家具・家電などを合わせると、一人暮らしをスタートするために合計約50万円必要です。引っ越してから自分で家具や日用品を揃えるとなると、意外と出費がかさみます。
次に、大学生の毎月の支出について、自宅から大学に通う学生と、アパートなどで一人暮らしをしながら通う学生とで比較しました。


引用:エイブル「大学生の一人暮らしにかかる費用は月に約12万円!生活費の内訳や学費だけでなく収入も解説」
自宅学生 | 一人暮らし学生 | 差額 (自宅通学-一人暮らし) | |
---|---|---|---|
支出合計 | 63,740円 | 123,630円 | -59,890円 |
食費 | 12,600円 | 24,130円 | -11,530円 |
住居費 | 510円 | 53,020円 | -52,510円 |
交通費 | 9,380円 | 4,210円 | 5,170円 |
教育娯楽費 | 12,770円 | 13,270円 | -500円 |
書籍費 | 1,300円 | 1,540円 | -240円 |
勉学費 | 900円 | 1,430円 | -530円 |
日常費 | 5,070円 | 7,430円 | -2,360円 |
通話通信料 | 1,460円 | 3,460円 | -2,000円 |
その他 | 1,930円 | 2,170円 | -240円 |
貯金・繰越 | 18,410円 | 12,970円 | 5,440円 |
参考:全国大学生活協同組合連合会「第59回学生生活実態調査」
親がいる自宅学生よりも、一人暮らしの学生の方が約2倍の支出があることがわかりました。親からの仕送りや奨学金があるとはいえ、足りない生活費や学費は自分でアルバイトなどをして稼いでいる学生も多いようです。
一人暮らしの学生は生活を維持するのに手一杯で、欲しいものが買えない可能性もあります。



1人暮らしは何かとお金がかかりますよね…
高価な買い物に抵抗がある
学生が欲しいものを買えないのは、心理的な要因も考えられます。
これまで、お小遣いやアルバイトで必要最低限のお金を受け取っていた学生にとって、高額商品の購入はハードルが高いかもしれません。
また、奨学金や親からの仕送りで学生生活を送っている場合、自分のためにお金を使うことに罪悪感を覚えることもあるでしょう。
先の見通せない卒業後の不安もあり、高価なものを買うよりも貯蓄を優先する学生もいます。
欲しいものを買うために3STEPでお金を増やす
欲しいものを買うために、お金を増やす方法を3STEPで解説します。
学生でも実践できる節約・稼ぎ方を試してみましょう。
【ステップ1】高価な買い物に抵抗がある
月々の支出をきちんと把握していますか?もし、すぐに答えられないのなら、支出を見直すことでお金が増える可能性があります。
最も効果的なのは、月々の固定費を減らすことです。家賃や通信費、保険料など、一度削減できれば長期間に渡って支出を減らすことができます。
また、学生は食費や交際費、娯楽費にもお金がかかるので、「月に◯円まで」と予算を決めることで節約につながります。
収入を増やすことだけを考えずに、まずはコストカットから取り組んで、お金を増やす土台をつくりましょう。



家計簿はつけていますか?つけるだけでコスト意識が増し、節約に繋がりますよ!


【ステップ2】不要なものをお金に変える
部屋に不要品があれば、フリマアプリやリサイクルショップで売ってお金にするのもおすすめです。ブランド品なら、すぐに数万円のお金が手に入るかもしれません。
フリマアプリとリサイクルショップには、それぞれメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
フリマアプリ | 自分で金額を決められる | 売れるまでに時間がかかることもある |
リサイクルショップ | 売ったらすぐにお金を受け取れる | 買取価格が安いこともある |
断捨離をするときは、自分に合った方法でお金に変えてみてください。


【ステップ3】アルバイトや副業を始める
学生がお金を増やす方法として、アルバイトや副業が王道です。
大学生に人気のアルバイト
- カフェ
- 塾講師
- アパレル
- 焼肉屋
- スーパー
- 家庭教師
- 遊園地
大学生におすすめの高時給のアルバイト
職種 | 平均時給 |
---|---|
エンジニア・サポート・保守 | 1,512円 |
医療・介護・保育 | 1,501円 |
イベント・キャンペーン | 1,470円 |
教育 | 1,376円 |
工場・倉庫・建築・土木 | 1,341円 |
営業 | 1,221円 |
配送・引越・ドライバー | 1,213円 |
軽作業 | 1,213円 |
オフィスワーク | 1,182円 |
レジャー・アミューズメント | 1,172円 |
参考:【高校生・大学生】稼げるバイトのおすすめ30選
大学生におすすめの副業
- Webライター
- プログラマー
- 写真撮影・販売
- 翻訳
登録制のアルバイトや、スキルシェアができるアプリの活用も、学生に人気です。


まとめ
欲しいものが買えない学生は、お金の面で不安を抱えているケースがあります。
まずは、月々の支出を見直すことが大切です。足りないお金をフリマアプリでつくったり、アルバイトで稼いだりしましょう。
そして、すぐに欲しいものを手に入れるための解決策として、中古品の購入やレンタル、後払い決済サービスなどを試してみてくださいね。

