
新しい家電を買うのにショッピングローンを使いたいけど、本当に使って大丈夫かな?



ショッピングローンは大きな出費を避けられるので便利な反面、安易に高額な商品のローンを組むのは注意が必要です。
ショッピングローンは、高額な商品やサービスを購入する際に便利な選択肢ですが、「やめた方がいい」という意見も耳にします。
この記事では、ショッピングローンの利用を検討している方が後悔しないために、メリット・デメリットや注意点、審査に落ちたときの代替案などをくわしく解説します。
- ショッピングローンを使おうか悩んでいる
- ショッピングローンの審査基準を知りたい
- 審査に落ちたときの対処法を知りたい
ショッピングローンとは?仕組みと種類の理解


ショッピングローンは、信販会社などが提供する、分割払いのためのローン。信販会社が商品の購入代金を立て替え、利用者は分割で返済していく仕組み。
ショッピングローンは、高額な商品やサービスを購入する際に、まとまったお金がなくても分割で支払える便利な方法です。しかし、利用する際には、金利や手数料、返済期間などをしっかりと理解しておくことが重要です。
ショッピングローンは総量規制(借入者の年収の3分の1を超える貸付を原則として禁止する制度)の対象外なので、今後の借入にショッピングローンの残高は参入されません。
提携ローンと自社ローンとは?
ショッピングローンには、「提携ローン」と「自社ローン」の2種類があります。
提携ローンは、信販会社が特定の店舗やサービスと提携して提供するもので、家電量販店や家具店などでよく見られ、特定の商品の購入に限定されることが多いです。
自社ローンは、店舗やサービスが独自に提供するものです。主に、自動車販売店などで提供されることが多く、中古車などの購入に利用されることがあります。どちらのローンを選ぶにしても、金利や手数料、返済条件などをしっかりと比較検討することが大切です。
ショッピングローンの支払い方法は?



支払い方法を選択できることが多いです。
分割払い型ショッピングローン
商品購入代金を信販会社に立て替えてもらい、後で分割払いで返済する方式です。クレジットカードがなくても利用可能で、通常12回から36回までの分割が一般的です。
ボーナス払い型ショッピングローン
通常の分割払いに加えて、ボーナス月に追加で返済する方式です。特定の月に多めに支払うことで、返済を早め、手数料を削減できます。
無金利ショッピングローン
分割回数に応じて、手数料(金利分)が無料になる場合があります。特定の店舗や商品では、分割回数内であれば無金利で利用できることもあります。



金利分が商品の代金に上乗せされていることも多いです。


ショッピングローンとクレジットカードの違い
ショッピングローンとクレジットカードの違いを下表にまとめました。状況に応じて使い分けましょう。
項目 | ショッピングローン | クレジットカード |
---|---|---|
利用方法 | 商品購入ごとに個別の契約を結ぶ | カード契約後は繰り返し利用可能 |
審査のタイミング | 購入時に毎回審査あり | 入会時に審査あり(利用ごとの審査なし) |
金利・手数料 | 年率10〜15%程度 | 一括払いなら基本的に手数料なし、分割払いやリボ払いの場合は手数料発生(年率約12〜18%) |
返済方法 | 毎月一定額を分割払い | 一括払い、分割払い、リボ払いなど自由に選択可能 |
利用限度額 | 購入ごとに審査で決定(比較的高額商品向け) | 契約時に決定された利用枠内で自由に使える |
信用情報への影響 | 頻繁に利用すると信用情報に影響する可能性あり | 支払い遅延や頻繁なリボ払い利用で信用情報に影響する可能性あり |
利用店舗 | 契約店・加盟店のみ | 加盟店であれば幅広く利用可能 |



他の支払い方法との金利比較は下記です。
支払い方法 | 平均的な実質年率の目安 |
---|---|
ショッピングローン | 10〜15%程度 |
クレジットカードの分割払い | 12〜18%程度 |
クレジットカードのリボ払い | 15〜18%程度 |
銀行カードローン | 3〜15%程度 |
銀行目的別ローン | 2〜5%程度 |
ショッピングローンはやめたほうがいい?
デメリットを解説


ショッピングローンのメリットは、現金一括での購入が難しい高額商品でも、月々の分割払いにすることで初期費用の負担を軽減できるという点です。ここでは、デメリットを見ていきましょう。
- 手数料や金利
- 信用情報に影響が出るリスク
- 月々の支払い額が生活を圧迫する可能性
- ローン癖・多重債務の危険性
1.手数料や金利
ショッピングローンは手軽な反面、通常手数料や金利が設定されています。
例えば、10万円の商品を年利15%で2年間ローンを組むと、毎月の返済額は4,849円、総支払額は約116,376円となります。同じ商品でも、現金払いより数千円から数万円も高くなってしまうことがあります。



もちろん、その手数料がローンというサービスに対する対価なのですが…合計金額を計算してしまうと、気になりますよね。
2.信用情報に影響が出るリスク
ショッピングローンは信用情報に必ず記録されます。支払いに遅れると、その情報は信用情報に記録されます。いわゆる『金融ブラック』の状態です。
貸金業者や信販会社はキャッシングや分割払いの履歴や支払い状況を見ることができ、信用情報に事故登録があると審査に通りにくくなります。
3.月々の支払額が生活を圧迫する可能性
購入時には少額に見える毎月の支払いでも、実際に家計を圧迫するケースは珍しくありません。特に複数のローンを組んでしまうと、毎月の支払額がどんどん積み上がり、気がつけば食費や光熱費などの必要経費を削らなければならない状況に陥る可能性があります。
4.ローン癖・多重債務の危険性
簡単に利用できるショッピングローンを繰り返していると、「欲しいものがあったら借りればいい」という悪い習慣が身についてしまいます。一度ローン癖がついてしまうと、計画的にお金を貯めて買い物をする感覚が鈍くなり、結果としてお金が貯まらない体質になりがちです。それにより、多重債務に陥る可能性もあります。
ショッピングローンの5つの審査基準





ショッピングローンの5つの審査基準を説明します。
- 安定した収入
- 信用情報
- 他社からの借入
- 一定期間内に複数の申し込み
- 虚偽申告・誤申告
1.安定した収入がない
現在、安定した収入があるかどうかは審査で非常に重視されます。
審査では年収・月収だけでなく、雇用形態や勤続年数、勤め先企業の信頼性などを確認し、申請者が継続的に返済できるか判断します。
2.信用情報に傷がある
信用情報に傷がある(=金融ブラックの)状態ですと、家電ローンの審査にはほぼ通らなくなります。
具体的には過去にローンやクレジットカード、携帯料金の支払いで延滞・滞納があったり、自己破産や債務整理など金融事故の過去がある場合です。
信用情報は、主にCICやJICCなどの機関で管理されており、家電ローン会社はこれらの情報を元に判断します。


3.他社からの借入が多い
一般的に、既存の借入が多すぎると、審査に不利に働きます。
たとえば、他社でのカードローンやクレジットカードの分割払い残高が多いと、「返済能力に余裕がない」と判断されやすいです。
クレジットカードの分割払いやリボ払いの残高も確認されています。
4.一定期間内の複数の申し込みがある
いわゆる「申し込みブラック」です。
一定期間内に複数の申し込みを行うと、多重債務へのリスクの増加や返済能力への懸念が生じ、審査に通りにくくなります。
申し込み履歴も6ヶ月間は信用情報に載るので、同時に複数のローンに申し込むのは避けましょう。



他の会社の審査に落ちまくっていたら、
審査する側も疑いますよね。。
5.虚偽申告・誤申告がある
虚偽申告は信用の問題に関わるので絶対にしないようにしましょう。
虚偽の申告をしても基本的にバレてしまい、そうなると審査にほぼ通りません。また、身分証の内容と申告した内容に違いがある場合なども、審査が長引いたり、断られる原因になるので注意しましょう。
ショッピングローンもクレカも使えないときはどうする?
- 現金一括購入が厳しい…
- クレジットカードを持っていない or 枠がない…
- ショッピングローンも組めなかった…
このような状況のときでも、どうしても商品がほしいということがあると思います。例えば、携帯電話の機種変更のときや使っている白物家電が急に壊れたときなど..
これらの生活必需品の家電は、壊れたら大変不便ですし、妥協して安いものや中古品を買って、後悔したくもありませんよね。
そんなときに便利なのが、
もらえるレンタル『Renkau』
です。
- 商品はすべて新品!
- 3万円〜30万円の商品に使えて、幅広い商品から選べる!
- 支払いは翌月からでOK!
- 口座振替なので、クレジットカードがなくても利用できる!
- 2年間のレンタル期間終了後は自分のものにできる!



毎月のやりくりがたいへんな家計にも優しいサービスです!
.jpg)
.jpg)
まとめ
ショッピングローンは、メリットとデメリットを理解した上で、計画的に利用すれば、高額な商品やサービスを手に入れるための有効な手段となります。
しかし、安易な利用は、返済困難に陥る可能性があります。ショッピングローンを利用する際には、必ず返済計画を立て、無理のない範囲で利用するようにしましょう。
また、複数のショッピングローンを同時に利用することは避けましょう。返済負担が大きくなり、生活を圧迫する可能性があります。ショッピングローンは、あくまで手段の一つです。他の支払い方法も検討し、自分に合った方法を選択するようにしましょう。
ショッピングローンやクレジットカードが利用できないときに便利なサービス『Renkau』もご紹介しました。
是非一度、チェックしてみてください!
例えば、iPhoneやテレビなら下記の金額で利用できます。



